2023年CVM活動レポート
- Coworkation Village MAIZURU
- 4月1日
- 読了時間: 3分
地域と未来をつなぐ場へ。Coworkation Village MAIZURUが築いた、SDGs時代のコミュニティづくり
舞鶴市のCoworkation Village MAIZURUでは、SDGsを軸にした多彩な活動を通して、地域と人、都市と地方をつなぐ新たな価値を創出中。地方創生やコミュニティ運営に関心ある方必見です。

コワーキングスペースを超えて。CVMが描く“地域の未来”
舞鶴赤れんがパークにあるCoworkation Village MAIZURU(以下CVM)は、単なるコワーキングスペースではありません。ここは、地域の課題を解決し、未来を共創するための"実験場"であり、都市と地方、若者と地域、企業と住民が出会い、関わり、学び合う「場」なのです。
2024年度下期、CVMは「舞鶴市SDGs未来都市推進事業」の一環として、多くのプロジェクトとイベントを通じて“地域貢献”を実現してきました。その歩みをご紹介します。
【コミュニティ育成】地域の“人”が主役になる仕掛け
CVMの最大の特徴は、「コミュニティの力」に注目していること。単なるイベント主催ではなく、“人が動く仕組み”を丁寧につくっています。
学生×地域の掛け算で、未来人材を育てる
同志社大学の学生が舞鶴で地域課題に挑戦するフィールドワークを実施。市内企業や行政と協力し、学生が地域に深く入り込む貴重な経験となりました。関係人口の創出にとどまらず、将来の「地域プレイヤー」育成にもつながる好事例です。
また、関西大学との連携で行われたコンテンツ開発合宿では、「若者目線での観光資源発掘」をテーマに、新しい観光コンテンツが生まれました。

【メディア発信】外から見える“地域の価値”を発信
活動の広がりとともに、メディア掲載も増加。新聞・ラジオでの露出はもちろん、CVM自身がYouTubeを使って活動を発信するなど、多様なメディアミックスを実施。これは、“外からのまなざし”で地域を再発見する意味でも重要です。
特に注目されたのは、都市部在住の若者が舞鶴での活動をSNSで紹介する仕掛け。実際に「CVMでの体験がきっかけで、地域との関わりを継続するようになった」という声も届いています。
【中間まとめ】“場”をどう活かすかが地方創生の鍵
Coworkation Village MAIZURUの活動を通じて感じるのは、「場所」そのものよりも、「そこで誰が、どう動くか」が重要だということ。地域資源を活かすも殺すも、“人の関わり方”次第。CVMはその関係性のハブとして、舞鶴市全体に波紋を広げています。

最後に:この場所に、人が集まる理由
Coworkation Village MAIZURUには、ただ作業をするためだけでなく、何かを“始めたい”、誰かと“つながりたい”、地域を“もっと面白くしたい”——そんな想いを持った人たちが、この場所に集まってきます。
地方創生、地域貢献、そして持続可能な社会づくりに関心のあるすべての人へ。CVMは、あなたの想いや挑戦を歓迎する“地域のハブ”として、これからも歩み続けます。
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