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MNSの前身となるイベント。KNS in 舞鶴(2025/8/23-24)

  • 執筆者の写真: Coworkation Village MAIZURU
    Coworkation Village MAIZURU
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分
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「話したい人が多すぎて、時間が足りない」——久々にそんなイベントでした。


2025年8月23日(土)、舞鶴赤れんがパークで KNS in 舞鶴 を開催。コロナ後初の地方大会で、舞鶴開催は10年ぶり。産官学民が一堂に会し、“プレゼンで互いの現在地を共有してから混ざる”KNSらしい濃度の一日になりました。


赤れんがの空間で開幕。舞鶴の“現在地”が共有される

会場は舞鶴赤れんがパーク。歴史あるレンガ造りの空間は、それだけで“特別な日”のスイッチが入ります。今回は【全体会・交流会=2号棟ホール/プレゼン会=4号棟3会場】という構成で実施しました。

13:30、KNS in 舞鶴発起人の釼菱英明氏の開会挨拶からスタート。続く基調講演では、舞鶴の未来を語るうえで外せないキーパーソンが揃いました。

  • 鴨田秋津 舞鶴市長:「舞鶴市の挑戦とこれから」

  • 志摩幹一郎 氏(株式会社ウッディーハウス社長):「舞鶴赤れんがパークから仕掛ける舞鶴の未来」

  • 堂野智史 氏(MEBIC/KNS世話人):「KNS紹介と“顔の見えるネットワークづくり”の重要性」

この流れが良かったのは、ただの来賓挨拶じゃなく、行政・民間・ネットワーク運営の三方向から“舞鶴で今なにが起きていて、どう進めたいか”が揃って言語化されたこと。参加者側の議論が、最初から地に足がつきます。


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33名プレゼン:5〜10分で「この人に会う理由」が見える

KNSの核はここです。15:40〜17:30、4号棟の3会場に分かれてプレゼン大会を実施。登壇者は33名。行政職員、経営者、大学関係者、地域活動家、地域おこし協力隊、そして高校生・高専生・大学生まで、属性がバラバラなのが良い。

テーマも幅広い。たとえば——

  • 竹林整備、商店街、観光動線、地域アプリ、サウナなどの地域課題×実装

  • 生成AI、Webマーケ、SNS/ECなどの技術×ビジネス

  • 若者の視点、学びの実践、帰りたい場所づくりといった未来の担い手の言葉

短い時間だからこそ、プレゼンは“圧縮”されます。そして参加者側は、**「誰に話しかければ次に進むか」**が明確になる。交流会の会話が深くなるのは、ここで下地ができているからです。


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交流会:「K=必ず、N=飲んで、S=騒ぐ会」が意味するもの

17:45からは交流会。KNSの異名「K=必ず、N=飲んで、S=騒ぐ会」は、ただのノリじゃない。遠慮と建前を剥がして、フラットな関係を作るための仕掛けです。

プレゼン内容を肴に、「それ一緒にやりません?」「誰か紹介できます」「一回現場見に行きたい」が飛び交う。“仲良くなる”より先に、“次の具体”が決まる。これがKNSの強さです。


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さいごに:この日、赤れんがで起きたのは「交流」ではなく「起動」だった

10年ぶりの舞鶴開催。コロナ後初の地方大会。赤れんが倉庫という舞台、行政と民間のリアルな話、特別編成の音楽隊、33名のプレゼン、そして“混ざる”交流会。

この一日で起きたのは、単なる名刺交換ではなく、関係性の起動でした。あとは各自が、持ち帰った約束を現場で実装するだけ。KNSは、その最初の火入れとして、かなり優秀な場です。

開催概要

  • 日時:2025年8月23日(土)13:30~19:45(13:00受付開始)

  • 会場:舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市)

  • 内容:基調講演/海上自衛隊舞鶴音楽隊コンサート/3会場プレゼン(33名)/交流会

  • アフター:2025年8月24日(日)舞鶴引揚記念館・松栄館・吉原入江ツアー


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